偏愛しているペンなど。いつか欲しいのは、WATERMANの万年筆。
いつでも自分の考えをすぐに書ける、気に入った道具がスタンバイしているのは、とても幸せ。
家中のペンは、このペン立ての中の分だけ。(あとは、カッターとハサミ)
(相棒の分は別カウント。彼は何本かは余分に持っているみたい。)
これの他に、私には「小さいペン」コレクションが数本あって、それらは「いちじ保管箱」に入れてしまってある。けど、まだ断捨離対象ではない。今は「取り出してたまに眺める」だけのペンなので、それはいつかは処分してしまうと思います。
とにかく、普段使いの、私が目にするペンはこのペン立ての中の数本のみ。
普段使いのペンは uni の「JETSTREAM 4&1 極細」。基本的にはなんでもこれで。
このボールペンは、実用ボールペン遍歴を経て、やっと巡りあった逸品。
赤・グリーン・黒・ブルーの4色ボールペンと、シャーペンを兼ね備えた1本5役で、滑らかな書きごごちと、決して書いた文字に「ダマ」が出来ないところが大好き。インクのダマができると、手でこすって汚くなってしまったり、そこで思考が途切れてしまうので、なるべくそうならないボールペンを選びたい。
今までいろいろなボールペンを使って来たけど、価格の高低と、ダマになり率は比例しない。(と思う)
インクの質なのか、ボールペンの先の作りなのかわからないけど、uni のJETSTREAMは書いててほとんど不快な思いをしたことがないので、自然と日常使いのペンはこればかりになってしまいました。
ペン立てに二本同じのがあるのは、一本は相棒の分。
(私は主にメモや書き物をするときブルーのインクを使うのが好き。なのでブルーのインクばかりを差し替えて使っています。)
お手紙用常備ペンは、PILOTの「kakuno」
これは、簡易型万年筆です。軽くて扱いが楽。小さな子が気楽に万年筆でペン字を書けるように開発した、というようなコンセプトの製品だったと思う。
子供向けだけあって、確かに書き易い。
ので、私は細字(白い方)と太字(グレーの方)の2本を、お手紙書き用に使っています。
万年筆のインクはボールペンと違ってとても早くなくなる!
でもそこがまた、楽しいところ。
万年筆で手紙を書くようになったのは、この夏から。
達筆な女友達が、万年筆で美しい手紙をくれたことがきっかけで、「きれいな字が書けて、ささっと手紙をくれる女性って素敵だな!」と再認識し、真似するようになりました。
それまでの私も、わりと筆まめだったのですが、
わざと、ヘタウマ的な字で「味があるふう」な手紙を書くのが好きでした。
まあそれはそれで、思ってる事いまそのまま!みたいな勢いが出て面白いのですが、達筆な万年筆の大人っぽいお手紙をもらったときの感動は、その価値観を一気に上回ってしまいました。
ああ、美しい字っていいな!
日本語って美しいな!
万年筆のインクの濃淡のにじむ字の、なんて味わい深いことか!
それで最近は、「おてがみは万年筆派」^^