目指しているのは「アンチ・エイジング」じゃない。素敵なエイジングこそ人生。
近頃、本を買うことに、とても慎重な私。その理由は・・・
- 興味あるテーマの、市井の人のブログで、面白い文章がたくさん読めるから
- 本を買っても、すぐ売ってしまうんじゃ勿体ないから
- 本をむやみに増やしたくないから
これが、主な理由。
巷のブログは、ものすごくファンになってしまったブログ以外は、「いつも読む」と決めずに、ふらっと訪問して気ままに読ませていただく感じです。みなさんがそれぞれに、良いこと、面白いことをたくさん書いてて、あ〜、本当に楽しい!
そんな私が、今日、立ち読み5回目でついに購入に踏み切った本は。
本屋さんに立ち寄るたびに目を通し、立ち読みすること5回。
今日、「やはり買って読むべきだ」と思い、買ってしまいました。
著者の板倉直子さんは、20代のころにパリに行った時に感じられたことを以下のように書かれています。
(以下、同書の17ページより引用)
「そこで、目がくぎ付けになったのは、リアルな『パリのおばさまたち』でした。
若い女性より、50代、60代のマダムのほうがずっと格好いい!
そのとき私は、おしゃれは『若さ』ではなく
自分をどう見せるかという『テクニック』なのだと知ったのです。」
(引用、おわり)
ああ・・・・。
ううむ・・・・。
これこれ、これだよね!
もう、この4行を買ったと言ってもいいくらい、初読の立ち読み時から、この文章にノックアウトされた。
ここのところ、私ときたら・・・
「似合う服が減って来てる」「若かった30代のころなら似合ったのに」とかなんとか、そんなことばかり言って!!
それこそ30代の私が見たら、泣くぞ〜という、
「考え方がおばさん」になってしまっていた(笑)
脱・考え方がおばさん化。
そうだ、かつての私は、
「歳をとってこそ、品格が磨かれる」
「エイジングこそ、女の財産」
と信じて、素敵に歳をとろうって、
決めていたじゃないの。
そりゃーさ、
えっ・・・と驚くような場所のシワとかたるみとか、
これ、いつの寝跡よ・・って顔につけっぱなしの枕の跡とか、
寝不足明けの顔全体が下がったりとか、
ちょっと気をつけたくらいじゃ、やせるどころか現状維持がやっとの体重とか、
一昨年まで似合った服が全く似合わないとか、
予想もしなかったような加齢の現実に
ちょっとびっくりしちゃってるここ数年、
確かに気の毒だとは思うよ。
思うけど、
若かりしの、あの心意気はどこに行っちゃったのよッ
「素敵な、わらいジワに憧れ」てたんでしょ?
だったら、今じゃない。
今、やっと素敵になれたんじゃないの。
この素敵な笑いジワに負けないような、
そんな素敵な着こなしをすれば良いだけよ。
かさついた肌にふさわしい
艶のある着こなしをすれば良いだけよ。
そうよ、お洒落は若さじゃなくて、テクニーークだ!!!
(板倉さん、お言葉、ちょいと拝借しました^^)
と、かつての「素敵な大人になるんだ!」という私の心意気を実現させてくれそうな、この本には、素敵な着こなしのヒントがたくさん。
ふむふむ。
「ボーダーTシャツは2サイズを使い分けて」「大人のダッフルコート」など、気になる写真がたくさん。
この著者の方のお洋服の傾向が、まるまる自分にはあてはまらないし、違う部分のほうが多いのだけど、ブログでも本でも、その人らしさが存分にあふれている文章や写真ってものすごく魅力的。
(立ち読みでさんざん見尽くしたはずだけど)、さらに、おうちでじっくり読むのが楽しみ〜。
ちなみに、エイジング推奨派には、この本も素敵でおすすめ。
この本は、2年前くらいに買って、たまに取り出しては眺めてます。すばらしくお洒落で、スタイルのある高齢のマダムのおしゃれスナップ。自分の中では、「素敵なエイジング=60代以降」に話がすり替わっていたんですね。40代だって、もう「素敵にエイジング」世代で良いはずだなあ、と思ったことでありました。
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