母から受け継いだヴィンテージ・バッグ。ノーブランドですが、値段がつけられない宝物。
「母から受け継いだ、バッグ」・・・事実なのだけど、このタイトルは、やや、美しすぎるかなあ(笑)
このメッシュのバッグ、
・30年前に、母が愛用していたバッグをもらった。
・それを私が現在愛用している。
・30年前も今も輝くメッシュの品質は、ヴィンテージといえるだろう。
というのは事実なのですが、
本当のところは、とりことりの母が、
「これ、古いバッグなんだけど、捨てるのももったいないから、あんた、要る?」
と、くれたものを、リメイクして使っています。
私は一応、彼女から「不要品引き取り」の打診があると、
心の中で、古物商よろしく「ふむ・・・これは。なかなか良い品物だわ」
などと見定めたものだけを引き取り、リメイクして使い、
母に「あら!・・・それって、この前あげたアレ?なんか素敵じゃないの〜」と
うらやましがらせる特技があるのです。ふっふっふ。
母は、割りと飽きっぽい人で、すぐに私に何かくれるんです〜(笑)
これをもらったとき(すでに5年前)、
母さん、ほんとにいいですか?いいんですね?よろしい、わたくしの手で
このバッグを蘇らせ素敵に使ってみせましょうと思ったものです。
このバッグ、約30年前母が素敵に持っていて、10歳の私が「いいな〜」と憧れてた、本革のメッシュのバッグ。(ノー・ブランドです)
私の母は、昔からブランドものなどに一切興味がない人ですが、安くてもちょっとお洒落なバッグや洋服を見つけるのが得意なのです。
約25年の時を経て(当時)、私の手もとに巡って来たときは、「母さん、物持ち良過ぎ。。^^;」とも思いましたが、とても嬉しかったです。母にしてはこのバッグは長く(2年くらい?)使っていた記憶がありますが、値段のわりに品質が良いので、すてられずに死蔵されていたようです。
このバッグは、こんなふうにリメイクしました。古い革のストラップと、中に貼られた内袋を・・・
以前、布でバッグなどを作っていたことがあり、その時の道具が大活躍。
まず、ショルダーストラップ(グレーの革。これはいかにも80年代風なグレーと、今ではもう見ないストラップの形・・・。)があまりにも冴えないので、これを切りました。
バッグに縫い付けられている3センチくらいを残して切ったのは・・・、この切れ端をDカンを通すストラップにするため。Dカンをつければ、手持ちの他のバッグの取り外しできるチェーンやストラップを付け替えて使用できるので。このDカン通しを作る為に、残した革を丸めて「カシメ」でとめます。
こんなふうに。
カシメ加工は、素人でも簡単にできます。道具が必要ですが、専用工具含めて1,000円くらいでたくさんつくれます^^
さて、バッグの中を見ると、内側に黒の薄い革の内袋がついていたのですが、これはさすがに劣化し、ぼろぼろ。なので、切ってみました。すると、内側には美しい布張りの裏地が現れたのです。
これはこのまま生かすことに。何か他の布で内袋を作ろうかとも考えたのですが、私はメッシュが、中に入れた荷物の形を拾って凹凸ができるのが、わりと好きなので、このまま物を入れることにしました。メッシュがのびてきたり痛んだりするようなら、その時に内袋をつけようと考えていますが、今のところ大丈夫みたい。
すでに、リメイク後かなり使い込んでいますが、メッシュはこのとおり。30年前の・・・いえ、それ以上の経年変化でさらにつややかに輝き、私の着こなしに光を添えてくれます。よく馴染んだ革の質感は、お出かけにも、「ちょっとそこまで」用にも、幅広く使えます。
さらには、マリメッコのポシェットの布ストラップに付けかえた場合。
これもまた可愛いのです。チェーンの大人っぽさとガラリと表情がかわります。
マリメッコのポシェット、この記事で「ストラップ付きのがまぐちポーチ」として紹介してます(写真の左上端)。
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madame-lovebird.hatenablog.com
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