物にも命がある。それぞれのシルクロード。
断捨離を進めるうちに、面白いな〜と思うのは、
多分これを読んでる皆さんも
「あるある!」って思って下さると思うんだけど、
ここにこれが足りないなあ、買い足そうかなあ、と
考えていた道具があったとして。
その近日中に、別の場所では
「これ、いらないから捨てよう」と思ったもの、
それこそが!
待てよ・・・。これは、それこそ買い足そうとしてた
「あれ」の代用品にぴったりじゃないの!!
という瞬間。
何でもが使い回せるわけじゃないし、ほんとに
不要で捨てるもののたくさんあるんだけど、
いったんは捨てようとしてたものが、
パズルのピースがかちっとはまったように
別の場所で活路を見いだす瞬間は、
も〜、ほんとに◯◯さんってダメよねえ〜と
ある職場ではみんなから「ダメ」扱いだった人が、
実は別分野では、ものすごい才能を持っていて
転職したら、天才的な仕事ぶりを見せ、
大出世!
適材適所で輝きだした・・・
♪ねー ぼくらーが ゆーめーみたーのは
誰かと同じ いろの 未来じゃない♪
(by スガシカオさん)
という、感動的な瞬間^^
今回、別の分野で活路を見いだした不要品 ふたつ
- ケース1
二十歳の時に買った、草木染めの絹のストール。これを、お風呂場で手ぬぐいとして使うのだ!
昔読んだ本で(確か、沢村貞子さんのエッセイだったか・・)、きものの襟の絹があたるうなじは、磨かなくてもすべすべになる、と書いてあり、そして実際、絹の垢すりタオルも売られている。 シルク ボディタオル あかすり 『絹姫』 (きぬひめ) 00245
私は、肌を守るために、身体を洗うとき、よほど汚れた時だけ石鹸を使う。顔はメイクしているので、毎日手作り石鹸を使うんだけど。ここ3年ほどそうしていて、そしたら、身体の冬場の乾燥肌がなくなって、とてもなめらかです。
背中が気持ち悪いな、というときは石鹸を使うんだけど、絹のタオルで優しくこするほうがいいんじゃないかなあと、ずっと考えていたのです。けれども、絹でこするのも、決して毎日はしません。それだけ汚れが落ちるということは、肌の良い菌、私を助けてくれる菌まで取ってしまうので効率が悪いのです。
洗ったら、タオルと一緒に洗濯機で洗って干して、また次の「優雅な絹のバスタイム」の日までしまっておく予定。
そんなふうに使おうかな〜、と。
- ケース2
首に巻くには小さすぎる、似合わない色の絹のスカーフを、お弁当づつみに。
今日は、お弁当を持って出かける日だったので、こんなふうにお弁当を包んでみたら、ぴったり!
シルクのお弁当包みは、楕円形の木のお弁当箱を、優しくふんわり、きゅっと包んでくれました^^
鳥にも、花にも、物にも命あり。
命があるから、出会いも別れもあるのですね。
特に、絹のような天然素材は、蚕が作った絹糸を、製品に仕立て、染められ、使われ、くたびれ、さらに隠居してからもそれぞれの役割があり、最後は使い切って命を全うさせて、終わらせてあげたいという思いが強く持てます。
化繊のスカーフだと、ただのゴミなのですが、天然素材はそんな面白さがあります。
・・・こんなこと考えてると、簡単に物が買えなくなる・・・。そしたらお金が貯まって、物よりもっと有意義なことに使える!と思った方はクリックお願いします!!「絹のタオルで背中、こすりたいなあ」と思った人も、クリックお願い致します!!!どうかっ^^
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関連記事・・・でもないけど、お風呂場ネタはこちらにも。madame-lovebird.hatenablog.com
madame-lovebird.hatenablog.com
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