「月末ピーンチ!」は断捨離できたのか。結果報告 ¥^^(後編)
10月30日、お小遣いが余ったので(!!こんなこと、子供のころから初めてかも。笑)、読みたくて読みたくて仕方なかった村上春樹さんのエッセイ「職業としての小説家」を買いました。
昨日の記事、この話の「前編」で書いたとおり、10月の予算は92%の消化で、余裕を持って月末を迎えました。やったー!!
この話の「前編」はこちら。
madame-lovebird.hatenablog.com
浮いた項目は、「お小遣い」。それ以外の項目はほぼ予算どおりに消化。
今月、余剰金が出たのは、「おこづかい」の項目。お小遣いで買ったものは、
- 友達へのお祝いプレゼント
- お世話になっている方へのお礼
- ピアス(知り合いのお母様がお仕事で作られたものを、とても安く売っていただきました!まさかの1,300円!ええっ!良心的すぎる・・・!)
- 村上春樹さんのエッセイ「職業としての小説家」(最後の最後に、買いました)
家族や友達へのプレゼント、お礼などは削りたくない必要経費。なぜなら・・
おこづかいでの出費は、どれも有意義な買い物でした。
特に、プレゼントやお礼に関しては、「友達が大事だから」という理由も勿論あるのですが、結果的に自分以外の誰かのために使ったお金は、必ずまた自分に巡ってくる、ということがわかってきました。利己的な理由で恐縮ですが、それもまた本心です。
そして、友達や恩人に対してのお礼やプレゼントを選ぶ時の楽しい気持ち。一筆添える時の嬉しい気持ち。どちらかというと、それは「贈り物をさせていただいて、本当にありがとう」という気持ちです。そんな気持ちにさせてもらったうえ、さらにそのお金は必ず自分にまた巡ってくるのです。
こんなに確実な投資はありません(笑)
「おこづかい」項目が、余剰金を生んだ理由は・・・
- 美容院に行くのを我慢してしまった。(これはマイナスポイント)
なので、今現在ちょっとボロッかすな私。40代って、まめなトリミングに「品格」がかかっている気がする・・。髪質によるのかな〜。私の場 合、美容院費をケチるとイマイチだなあ、ということが改めてわかりました。泣。
- コンビニなどで買い食いするお菓子が減った(これは絶対プラスポイント)
- いつも「つい」買ってしまいがちな「どうでもよい書籍」などを我慢した(これもプラスポイント)
冒頭に書いたように、お小遣いに余裕があるのを見て、本は一冊だけを買いました。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: 単行本
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しかも、この本でさえ、うー、読みたい・読みたい・読みたい・でもおこづかいもったいない、図書館で予約するか、それとも古本が出るのを待つか・・・と考えつつ、もしも余剰金が出たら買おう!と決め、月末まで待って購入した、付加価値付きの一冊です!
すごい!こんなこと以前なら絶対できなかった。本は、「ちょっと面白そう」と思ったら割と簡単に買っていた私が・・。小学生のとき、少ないお小遣いで、毎月一冊ずつ「ガラスの仮面」の既刊コミックスを買いためていったことをふと、思い出しました。
読みたくて仕方ない本を、よく考えて買った、ということが教えてくれたこと。
ちなみに、村上春樹さんの小説は、ここ数年話題になっているものは読んでいないのですが、エッセイと、初期の小説の、20年来のファンです。
何度も何度も読み込んで、暗記するくらい脳内に染み込んだから処分してしまった春樹さんの本も多々あり、今回も、「買わずに読む方法」にしようかと思いましたが・・・・・
やはり、どうしても読みたい本は、私の場合「新刊で買う」ことがとても大事なことだと、わかりました。自分にとっては、大事だという意味です。もしかしたら、この考えはミニマリストやシンプルライフを標榜する人の共感は得られないかもしれないけど、そのことがわかりました。
新しいページをめくる指に伝わる紙の質感、印刷物の匂い、見開きのページの活字を追う贅沢な時間・・・・今回のように本当に買って読みたい本には「節約」や「断捨離」以上の魅力が確かにある。
何度も読んで、いずれ処分する運命にあるとしても、買って読むべき本があるな・・・と、わかりました。