こちら、「シンプルな暮らしは幸せ」実験室

10年に及ぶ断捨離はおわった。 ミニマリストに憧れつつ、目指してはいません。

「やり残した宿題」は古い家への憧れ。築40年を住みこなす。

レトロ・アパルトマンにようこそ!

今日は、昨日の記事で書いた「やり残した宿題」の話を書きましょう。
築40年(多分、そのくらい)の「昭和な団地」に住むことになったとき、引っ越し前のがんらんどうのこの部屋を見て、とりことりが思ったことは、「やり残した宿題をやらせてもらえるんだ!」でした。

ところで・・・
Question:この可愛いドアは何の部屋でしょうか?

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レトロなペンキ塗りのドア、ゆらゆらと光を伝える磨りガラス、ステンレスの簡素な把手。かわいい!でしょ?^^
うちの中のにあるドアの一つなのですが、何の部屋か、なぞなぞの答えは今日の記事の最後で!

レトロ物件は、レトロな内装で s'il vous plaît!

この家をはじめて見たとき、「内装を指示した人のセンスが良くてよかった!」と安堵したことを覚えています。古いなら古いなりに、古さを生かしたリフォームが施された内装って、実はとても貴重。古い物件を、無理矢理半端に新しいものと融合させようとした内装というのは、私はあまり好きじゃないのです。

たとえば水回りに関してはある程度普通に「現代的なユニット」が入っていってくれれば、そのほうがよくて、(つまり、例えば洗面台だったら、本当は昔ながらのタイル張りとかが可愛いけど、無理ならせめてこじんまりした、一番安いような洗面ユニットがちんまり入っているほうがマシということ。)どーんと半端に新しい設備を無理矢理入れないほうが良いと思うのです。

その点、今住んでいる家は、キッチンユニットも昭和的な最小限のもの、トイレもこざっぱりとしたレトロ感、アメ色になった柱は残しつつ、壁は漆喰を思わせる白い塗装仕上げ(つまり、安っぽい壁紙じゃない。これだけでだいぶ良い感じのレトロ感。パリのアパルトモン感^^)。

「団地かわいいポイント」各所につきましては、また気が向いたときにアップして行きます。団地・レトロインテリア好みの方にはたまらないポイント満載な我が家。この家もいずれ出なければならないと思うと、記念としてたくさん写真を残しておきたい。・・・おっと、ミニマリストらしかからぬ発言でした(笑)

断捨離を生き残ったこの雑誌。「古い家を住みこなすという価値観」と、新米主婦2年目の思い出は永久保存版

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クウネル創刊号は、数冊(6冊くらいかな)ある「今のところ永久保存版」として保管している雑誌のうちの一冊。発行年の2002年という年は、結婚して2年目でした。この雑誌を手にとると、新米主婦だった自分の、ぱりっと張り切った若い気持ちを思い出します。なつかしい。

先日から、雑誌のスクラップの仕方などを記事にしている私ですが、「切り取るべきところが存在しない、広告・記事・写真・特集・レイアウト・その時代の空気感が丸ごと一冊に凝縮された」その一冊自体が完成された作品のような雑誌は、そのまま残しています。

この中で、スタイリストの高橋みどりさんが(2002年当時)、古いマンションを素敵に住みこなしている特集が特に素晴らしくて、いまだに取り出しては眺めます。

そもそも、とりことりは、学生時代からアンティーク好きというか「古い物件で慎ましく暮らす」という価値観に憧れていて、独身時代にレトロアパートでひとり暮らしをしていた時代もありました。結婚し、そのアパートを二年で出てしまい、その後新婚生活も古い社宅に入ったのですが、なかなか思うようなシンプル・レトロライフとはいかないまま、新しいマンションを購入しました。

新しいマンションは、快適で、ロケーションや広さも申し分のない家で、とても気に入って住んでいました。けれども頭のどこかで「もう古い家に住む事もないのかもしれないなあ。新しい家は快適だけど、古い家の味わい深さ、面白さってあるよね・・」と思う自分もどこかに居て。

正直なところ、東京のきれいなマンションを賃貸に出すことが決まったときは、泣きました。けれども、転勤でこの古い団地に引っ越すことが決まったとき、「あ!ついに、私、憧れだった古い家をシンプルに住みこなす、そのチャンスをもう一回もらったんだ!」と真剣に思いました。

心残りだった研究中の課題に、またチャレンジさせてもらえるチャンスをもらった!とすぐにわかりました。この家を見た瞬間、きらっと灯が心にともったというか、楽しい気分がモリモリとわいて来たものです^^

古い家を大切に住みこなす風景を特集した写真から、伝わってくる魅力。

☆この写真は、同雑誌に掲載されている写真です。
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私はどちらかというと、古い家を、あまり自分仕様にカスタムして住むタイプではなく、もともとある空間を生かし、掃除などで磨き込むことで簡素に古さを楽しむ感じが好き。和の空間に、持っている北欧の家具をぽん、と置くのが好き。(でも、意趣をこらしてご自分で改装されて、素敵な団地インテリアを楽しんでいるブログとかを見るのは、大好き!!です。^^)

なので、この雑誌で特集されているお部屋の、日当りと風通しを大切にした、あっさしとした空間に強烈に惹かれます。

本日の冒頭のなぞなぞの答えは・・・

今日もおつきあいいただいてありがとうございます。
今日の記事の冒頭のなぞなぞの答えは、

じゃーん。
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トイレでした!!

レトロ物件がお好きな方が、この記事を「役に立った」と思って下されば嬉しいです。私も、この家に越して来て、どう住みこなそうかとワクワクしてるとき、やっぱりレトロ物件を楽しんでる方々のブログを訪れ、楽しませてもらったので。今度は私も恩返し。
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